【繰り返し語る事】
更新日:2020年11月2日
物語を何度も語る作業は「ストーリー再編の草稿作成」と言うべきもので
毎回、少しずつ変化していくことがしばしば起こりうる
日記を書いたり、自分自身に語りかけたりするのに比べ
テーマを決めそれを人に語り、聞いてもらう作業は双方向的で
それゆえそのストーリーの空間は果てしなく広がっていける
「自分を語る」という行為は
ミクロ・ナラティブ(私的なディテール)を
マクロ・ナラティブ(社会的な一般化)にまで引き上げる
認知、感情、行動的な社会的、人間的な作業なのである
